覚えることが苦手な私は仕事で必要なことは忘れないよう必ず手帳にメモをしていて、手帳の使い方を常に研究しています。
最近、タスク管理とスケジュール管理を両立できるバレットジャーナルという方法を最近知ったので、それをさらに自分なりに使いやすいようにシンプルに改良しました。
こうすることで、手帳1つに
・To doリスト(タスク管理)
・カレンダー(スケジュール管理)
・日記
・アイデアメモ
・ブログ記事の草案
という5つの使い方ができています。
スマホみたいに複数の機能の集約化ができると、携帯しやすいですしカバンの中がスッキリして便利です。(これぞミニマリズム)
では、以下バレットジャーナルを参考にした私の手帳術を書きます。
バレットジャーナルの説明はここでは書かないので、気になる方はこのサイトなどで調べて見てください。
また、手帳には色々なタイプがあるので一概に言えませんが、ここでは見開きに1週間分〜4日間分の枠とTodo用の線が引かれているタイプを前提に書きます。
簡単に書くと、
1.「・」はタスク
2.「○」はイベント
3.「!」はアイデア・メモ
4.「S」はスマホが必要なタスク(調べ物・予約・計画立て)
5.完了したら「☓」or「-」で消す
6.「○」と「!」を使えば日記になる
7.色は単色〜2色まで
8.家事などの毎日のタスクは一切書かない
9.日曜日の欄には何も書かないor特定の用途に使う
です。それぞれ詳しく書きます。
目次
1.「・」はタスク
仕事に必要なタスクに限らず、プライベートなタスクも思いついたときにその場で書きます。
仕事中は、PCの横に手帳を広げて作業が1つ終わったらその場で「・」の上に「☓」を書いて消します。(普通のTodoリストの使い方です。)
書き込む際は「いつやるか」も考えて、やる予定の日付の欄に書きましょう。
2.「○」はイベント
タスクとは別に「○」でイベントを表します。タスクの「・」の中にもイベントの「○」を紛れ込ませることで「○」だけ見ればイベント・スケジュール管理もできます。
手帳に箇条書きする際、この工夫で急な予定が入っても迷わず入力ができますし、イベントをタスクのように管理することで複数のイベントも気にせず書き込めます。
イベントも複数書けるので、仕事上の重要な会議から職場の後輩の誕生日まで幅広く書きます。
3.「!」はアイデア
「!」には本やネットで知った断片的な「知識・知恵」、仕事中にふと思いついてしまった「どうでも良いこと」、イライラしたときの「愚痴・苦言・毒」を書きます。
本やネットで知った興味深い「知識・知恵」は業務だけでなく仕事が終わった後の私生活に役立てたり、掘り下げたい内容だったらブログのアイデアにしたり、雑談のネタにしたりして活用します。
これは隣の同僚にチラ見されても別に恥ずかしくない内容なので、その日の日付に普通に書き込みます。
「どうでも良いこと」とは、私の場合例えば「昨日見た映画の木村文乃、可愛かったな〜」「インド人ってハゲいないよね」「ポケモン剣盾はフシギバナだけで受けループ対策できるんじゃね?」などです。
仕事中に限ってこういった無駄なことが頭に浮かんでくるため、私は隣からチラ見されないよう過去の日付の欄に「!」で書き出して忘れています笑。
トラブル時やイライラしたときの「愚痴・苦言・毒」も同様に過去の日付に書きます。
仕事中に関わらず脳は考えたいことを考えるので、1度書いて忘れるのは仕事に向かう上でむしろ必要なことです。
(共感を得たい「愚痴・苦言・毒」は手帳ではなくTwitterの裏垢で!)
4.「S」はスマホが必要なタスク(調べ物・予約・計画立て)
「S」はスマホとサーチのSです。(私が考えました。)歯医者や美容院、資格試験等の「予約・申込系」や友だちと遊ぶ計画を練る「共同系」のタスクは今やスマホがなければできません。
でも、仕事中や勉強中・家事の最中など、スマホを開いたらいけないor開かない方が良いときってありますよね。そういうときに「S」のタスクを書きます。
また、買いたい家電や株の銘柄などの、休日ネットでじっくり調べたい・検討したいことも土曜日の欄に「S」で書きます。
土曜日になったら今まで我慢していたスマホでやりたかったことをまとめてやりましょう。
このように「スマホでしかできないこと」を明確にしておけば、意味なくスマホを開いてスマホゲームやゴシップ記事に時間を取られる愚行は減るはずです。
5.完了したら「☓」or「-」で消す
基本的に後で見返して悦に浸りたいタスクは「・」を上から「☓」で、手帳の紙面から一切消したいタスクは全文横線「ー」で豪快に消します。
気持ちいい。以上。
6.「○」と「!」を使えば日記になる
「○」はイベントなので、そのすぐ下あたりに「!」でその気付き・感想を書くと、それは立派な日記となります。
例えば「○ディズニーランド」、「!楽しかった。子供ができたら、今度は子供向けアトラクションを調べてまた行きたい。」みたいに。
(*この例は私の妄想日記で、現実には私はディズニーランド行ったことありませんし、今は彼女いません。)
また、やったタスク「・」を事後に書き込めるため、「・本のタイトル」、その下に「!本の気付き・知識」を数行でも書けば読書メモにもなります。
7.色は単色〜2色まで
実際に使っているとちゃんと記号で使い分けているので、色分けは特に必要ないと感じます。
色分けすると、私の場合覚えられないですし、いちいち書き込むときに迷いますし、色を間違ったら取り返しがつかないためストレスになります。
なので私は黒とたま〜に青の2色しか使いません。
8.家事などの毎日のタスクは一切書かない
皿洗い・洗濯・買い物など毎日似たような言葉を書くと飽きるので一切書きません。手帳にいろいろ書きたい気持ちはわかりますが、書くまでもないだろうと自分に言い聞かせるのです。
ただ、勉強という毎日やらないといけないことは、やった日の日付の数字を○で囲むことで事後記録をつけています。(シンプル過ぎるかも…。)
9.日曜日の欄には何も書かないor特定の用途に使う
日曜日の日付は1週間のやり残した私生活上のタスクを日曜で消化・日曜日の予定を開けるという目的で空欄のままにしています。
私はこの空欄を「ブログ記事の草案」に使っています。以前まではブログ専用のA4ノートを使っていましたが、断捨離のため手帳で代用しました。
そもそも手帳にアイデア・ネタを書いているのでむしろ草案を書きやすいです。
空欄にした日曜日の欄にはその他にも、レシピやプレゼンの草案にも使えると思います。
以上、私の手帳術を簡単にまとめました。
スマホ依存の私はいろいろ試してみた結果、今では立派な手帳依存にもなりました。でも確実に言えるのは、手帳はスマホよりもあなたの味方になってくれるということです。
今の時代、スマホの強い誘惑に負けることがないならスマホだけでタスク管理・スケジュール管理ができるため手帳も事実上不要だと思います。
ただ、現実的には人間なのでネットコンテンツの誘惑に負けることもありますし、仕事上「手帳を使いこなせている=しっかりしている、信用できる人」と評価される可能性も。
ですので、この記事が手帳を使ってみたい、今よりもっと活用したいという方に少しでも参考になれば幸いです。