地方出身者は「移民」です(笑)優しくしてほしいですよね

都会育ちの方にとって、地方出身の私はよく方言が出るし、服のセンスもあまりなく、遊ぶお店も全く知らない、あまり友達にしたくないタイプかもしれません。

もちろん標準語がきちんと話せて、オシャレで情報通の地方出身者もいますが、大半はそうではないと思います。

そのため身勝手ですが、私のような地方出身者には親切にしてほしいですし、欲を言うとオシャレなお店に頻繁に連れて行ってほしいのです。

そもそも都会に出た地方出身者は、住み慣れた土地を離れ、地元の知り合いや友人・家族と別れて1人やってきた移民です。

当然知り合いも少なく、都会の生活を事前に全て調べている訳ではないため、困ることが多いです。

私の場合、電車の路線が分からない、駅で休むところやトイレが少ない、駐車場がない等で困りました。

つまり外国人と同様、「移民は現地民のローカルルールを知らないし、つまずくことも多いのだから、やさしくしてよ!」という個人的なイライラをここでは書いていきます。

また、別に都会といっても東京の人に限らず、たとえば仙台市民は山形や青森から来た人に、大阪府民は滋賀や和歌山、四国出身の人とかにやさしくしてあげてほしいなと勝手に思っています。

何故なら、程度の差はあれ彼らはうまく都会に適応しなければならない側だからです。

まあでも、電車の路線くらい生活してたらすぐ覚えるし、調べたらすぐわかります。生活上困るといっても所詮その程度。

実際私は学生時代は都会の生活(福岡市)を謳歌しましたし、現地出身の人に引け目を感じることなんてありませんでした。

しかし、社会人になり東京に住むことになった今、人生的には都会出身の方が有利だと思うときがあります。

それは、都会出身の人は「失敗しても大丈夫度」が高いからです。(語彙力なくてすみません。落ちぶれにくい、没落しにくいという表現が良いか。)

例えば、地方移住した都会出身者が地方で就活がうまくいかなかったり、働き始めてから何らかのトラブルで病んで退職してしまった場合を考えます。

誰であってもつらい状況ですが、そんなときも彼らは求人が多い都会に実家(生活基盤)を既に持っています。

仕事でのトラブルで病んでしまったり失業したりしても、地方に家を建てていない限りは求人が多い都会に逃げることができますよね。

そして実家という生活基盤の中で、心を休めつつ幅広く仕事を探すことができます。

しかし逆のケースで都会で働いていて苦しんでいる地方出身者に対して「嫌なら辞めれば?」とは簡単に言えません。

実家に帰るにしても地方は一般的に求人が少なく、大卒・高卒問わず選択肢が限られてしまうからです。

それならばと、求人が多い都会で転職活動をしても、近くに家族がいない状態で孤軍奮闘することになります。

本来、転職活動は一人で家事・自炊等の自分のことは自分でやりながら両立するのが当たり前ですが、病んで会社を辞めた人にとってはとても苦しい生活になるはずです。

大げさですが、メンタル不調や転職で困ったときの生活基盤とサポートがある点で、「実家が首都圏」は失業保険に加入してるのと同じです。

このように人生でつまずいた時の保険を考えると、首都圏出身はキャリア的に優位に立っていると思いませんか。

私がもし病んで失業したら、都会で1人で頑張って転職すると思いますが、それでも実家が首都圏にある人は素直に羨ましいです。

もちろん、都会育ちだから皆が恵まれているとは思いませんし、都会ならではの苦労もあると思います。

私みたいにつまずきやすい地方出身者を見て「いかに自分の人生が比較的安定しているか」、少しは気付いてほしいしやさしくしてほしいよね、という願望でした。

最後まで読んでくださりありがとうございます。

紹介 管理人

「休日をいかに楽しく楽に過ごすか」というテーマで記事を書いています。

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