勉強は効率的に…社会人の私が短期間で資格を取った勉強法

勉強(自己投資)はプライベートの時間でやるものです。そのため、ネット上に様々な娯楽が溢れている中、敢えてそれらを我慢して「仕方なく嫌々」勉強している人も多いでしょう。

でもダラダラ勉強したり、試験に落ちてまた受け直したりすると多くの貴重な時間を無駄にしてしまいます。

そのためこの記事では「勉強以外にやりたいことがある」人向けに、私が極力時間と労力をかけず試験に合格するため実践している工夫を紹介します。

私はこの方法で国立大学(旧帝大)受験に加え英検準1級、FP2級や保険の金融資格、情報系やSEO等の資格を遊びと両立しながら1発合格してきました。

そして勉強はさっさと済ませるという意識があるおかげで、働きながらブログを少しずつですが書けています。

目次

STEP1 教材を買って合格ラインと配点を確認

最初に「何点取れば合格するのか」「どの分野が配点が高いのか」を確認すれば、必ずしも全てに100%労力をかける必要がないとわかります。また、学習の途中にも進捗がざっくり分かるので意識が高まるのです。

忘れそうなら、目次等に「6割で合格!」「配点20%!」等と教材に直接色付きペンで記入しましょう。

ちなみに教材は何でも良いと思います。

大学受験時代はできるだけ薄いテキストが良いという意見が周りで多数派だったのですが、私は1冊をしっかりやり込みたいタイプなので少し厚いものを選んでいます。

どうせ厚い教材もあとで覚えたページ・不要なページを自分でちぎって薄くします。

また同じ試験・科目の薄いテキストが数冊あると全体の学習進捗が把握しにくく、気が散るので私は嫌ですが教材選びは本当に人それぞれだと思います。

そもそも大学受験や証券アナリスト等、一部試験は高校や協会から勝手に教材を指定されるので、選択肢がない場合も多いです。

STEP2 最初にテキスト軽く流し読み→これから何を勉強するか把握

最初に始めるときはどんなものを勉強するか把握するために最後までざーっと読みましょう。目次は割としっかり読むのがオススメです。 

最初の章から一つ一つ理解しながら読んでいくと、勉強していくうちに終盤はすごく難しい問題が多いのではないのだろうかと不安になってきます。

また自分の知らない単語や概念を含むたくさんの情報の塊は、最初から一つ一つじっくり読んでいくと時間がかかりますし理解も大変です。

一方1冊を流し読みして全体として連続した情報として読めばざっくり大枠が掴めるから早くて楽ですし、意外と多少内容が頭に入っています。

STEP3 雑多な情報は修正テープで消す→テキストをレジュメ化

暗記には反復が必要です。そのためテキストor問題集を何度も繰り返し読み込む時間と労力を最小化するべく、読み込む最初の1周目で不要な情報を修正テープで消しましょう。

せっかちな人はSTEP2と同時にやって良いと思います。

そうすることで試験に出る必要な情報だけ残して2周目以降極限まで早く読めるようになるのに加え、文字がいっぱいでテキスト読む気にならない現象も予防します。

具体的には、テキスト中の文章を基本的に体言止めにしましょう。また文全体の意味が変わらない限りは修正ペンで語尾を消します。また他にも削れる文章として例えば、

試験対策上要らない情報     「筆者のプロフィール」「参考文献」「他の教材の宣伝」

冗長な表現           「のである」

断定を避けてお茶を濁す表記   「だと言える」「の傾向がある」

既に知っている分かりきった知識

※学習していくうちに試験に出ても解けるレベルになった知識はどんどん消す

重複表現            「1章 〇とは 

                  〇とは、・・・・。」

難易度

繰り返される著者の熱いエール  「もう一押し!」「ここで差がつく!」など

繰り返される表記        「問題演習」「基本問題」等の文字

上に上げたように、試験対策上は読まなくても良い情報は多いので消しましょう。1ページ丸々不要ならちぎってOKです。

そして重複表現があるならどちらか消しても意味が通る方は消します。これだけでもかなり余白が増え紙面がスッキリします。

また、問題の難易度ってわざわざ載せる必要あるのでしょうか。究極のところ、試験合格に必要なのって問題が「どれくらい難しいか」より「どれくらい頻繁に試験に出るか」です。

問題を見る前に難易度を見てしまうと、難易度が低い問題が解けなかったらテンション下がって苦手意識が芽生えますし、難易度高い問題は解く前に身構えて何もしていないのに気疲れしてしまいます。

そのため私は問題集に掲載されている難易度は余計な情報に思えて仕方ありません。

この修正テープを使う方法は私以外でやっている人は少ないと思いますが、これで勉強を楽に続けられるのでオススメです。

私自身、大学では講義に出席しなくてもレジュメだけ勉強すれば単位が取れた経験から、テキストもレジュメにして見やすくしちゃえ!と思って始めたらインプット作業が劇的に楽になりました。

 

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STEP4 過去問の分からない所はすぐ飛ばして解答解説を読む

知識・計算問題問わず基本的に初見で解ける問題はほとんどありません。どんなに頭がいい人でも知らないことは知らないのです。

分からないところずっと考えていても時間の無駄ですし勉強が嫌になります。

なので危険な匂いがする問題はすぐに飛ばして解答解説を読むべきです。

特に解答解説はその問題のわからなかった部分をピンポイントで答えが読めますし、関連知識・テキストの参照ページを教えてくれる場合も多く効率的に学習ができます。 

STEP5  後はひたすらアウトプットを反復・・・ストップウォッチで時間を測る

あとは試験範囲を網羅するように出題率順に問題を説いていきます。これを早くサクサク進めるため、計算・証明問題以外は書かずに頭の中で解いても良いと思います。

また、時間を細かく決め集中して解くことで、大切なプライベートの時間から勉強に費やさないといけない時間を減らせます。

そのためにはストップウォッチで時間を決めて取り組むのがオススメです。

腕時計やスマートフォン機能よりも、よく陸上部のマネージャーが持っているような首から下げるストップウォッチをお勧めします。

理由として、腕時計だと「3時から始めよう」等どうしても切りのいい時間から始めたくなりますし、スマートフォンは起動時に他の通知が気になってしまうからです。

また、ストップウォッチは5秒チャレンジのようにただ黙々と1秒2秒3秒とカウントもできるので、図書館など音が鳴らせない場所でも時間を計ることができます。

実家に帰省した時「たまごっちを首から下げてるみたい」と言われましたが、私は負けません笑。


 


STEP6 やる気が出ない・飽きた時は音読だけでOK

音読も立派なアウトプットです。 最初は淡々と思考停止しながらテキストを読み上げるだけでもダラダラ流し読みよりはマシです。

また勉強に飽きてしまう原因としてずっと座っていることも考えられるので、私は音読はできるだけ立ってやります。寝ながらでも良いと思います。

まとめ

勉強は休日等の貴重なプライベート時間を犠牲にして行われます。そのため、いかに勉強を効率的にさっさと済ませるかを意識しないと、あなたの私生活は勉強という中途半端な忙しさのせいで台無しです。

「勉強しないといけないから〇〇は我慢しよう」という人生が定年退職まで続くかもしれない事態に、私は強い不安と危機感を感じています。

勉強には人それぞれいろんなやり方があるので、ぜひオススメの勉強法・工夫が他にあればぜひコメントorTwitterで教えてください。 

一緒に頑張りましょう!

紹介 管理人

「休日をいかに楽しく楽に過ごすか」というテーマで記事を書いています。

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